『過去に男性に言われて怒った言葉』深志美由紀

こんにちは、深志美由紀です。
今回はわたくしの恋愛コラム第2回目でございます。

今回は第1回目とは一転、「男性に言われて怒った言葉」というテーマで語ってみたいと思います。

怒った言葉……いろいろありますが、実はわたし、彼氏や夫に言われてあまり怒ることがありません。

基本的に私は「怖い、面倒な女」というイメージがあるのか、相手が気を使ってくれているのか?あまり男性に酷いことを言われたりすることは少ないのです。
なので、何かを言われて怒るということはあまりないのですが、一回だけ、本気で「それはないだろ!?」と思ったことがありました。

それは2回目の結婚生活の際の話です。当時の夫は売れないバンドマンで、大変な浮気者でした。私は彼の愛人と裁判を起こしたりしていろいろと努力はしたのですが、途中からはさまざまなことがどうでもよくなってきて、彼の愛人への愚痴や悩みなどを聞く関係になっていました。
そうなるとわりと面白いもので、そのあたりの詳細はぜひ「甘えた男とチョロイン事典」をご覧いただきたいのですが……。

ともあれその頃、彼の浮気の悩みなどを聞きつつわたくしたち夫婦はそれなりに平穏な毎日を過ごしておりました。
ちなみに彼の浮気の悩みというのは「職場に愛人が2人いて、彼女たちがいがみあっているので職場を2分する争いになっている」というものです。正直「知るかよ」案件ではありますが、夫がクビになるのも困るしあまりに落ち込んでいるので、私は折につけ相談に乗ってあげておりました。

当時、彼はラブホテルの夜勤の仕事をしており、帰って来るのは朝。夕食代わりにがっつりと朝食を食べて日中は寝ています。そのため、私は彼が帰宅するとたっぷりの食事を作って一緒に朝から晩酌をするような生活を送っておりました。

というわけで朝に夫が帰宅すると録画しておいた海外ドラマなどを見ていたのですが、ある時から、彼は毎朝とある韓流ドラマのDVDを流すようになったのです。
何やら会社で流行っているとかで、同僚の方が貸してくれているとか。

韓流の恋愛ドラマは劇的な展開が多く、私は毎朝非常に楽しみつつそれを鑑賞していました。
そしていよいよ物語も佳境に入り、いざ最終回!となった時……なぜか、夫はいつまで経っても最終回のDVDを持ってこないのです。

「ねーーー!!あのドラマ、最終回気になるんだけど!」

私は素直にドラマが見たかったのでそう訴えました。が、なぜか夫は曖昧な反応。
いよいよ不満に思って問い質すと、なんと……というかこれを読んでいる人は大体想像がついたとは思いますが、そのDVDを借りてきていたのは愛人の女性からで、彼はその最終回を彼女の部屋で見たというではないですか!

えーーーーー!!何の嫌がらせだよーーーー!!!!

じゃあ最初から見せるなよぉ!!

正直、私は浮気されたことよりもそのことがショックでした。
結局、未だにそのドラマの最終回がどうなったのか分かりません。

大抵の事には寛大な私もこれだけは未だにムカついています……。

深志美由紀(ミユキミユキ)
  
2010年10月、「花鳥籠」にて無双舎主催第一回団鬼六賞優秀作を受賞。
現在、官能小説を中心にティーンズラブ・恋愛小説など、新聞、雑誌、電子書籍他で執筆活動中。

作品紹介

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