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2019
12.30

【15話】絶倫軍人王は王女を過激に溺愛したい

毎日無料

作品詳細

「痛……いぃ……もう……」
「まだまだだと言ったろう」
 拷問のような苦痛は永遠に続くのか? 彼は野獣だ。血も涙もない悪魔だ。
 首を必死に振って拒絶を現し、耐えがたい傷みを訴える。そのうち声が掠れてしまって、言葉らしい言葉が言えなくなってしまった。
「やぁっ……もう……やっ……ぁあん……!」
 彼が激しく腰を使うと、結合した部分から白い泡が立つ。それはヌチュヌチュといういやらしい音を響かせ、ユーフェミナの膣壁を擦り上げた。
「そなたの胎内なかは温かくて気持ちいいな。使い慣れていないのか、少々締めつけがきついが」
 彼が何を言っているのか、痛みに気を取られて耳に入ってこない。
 もう早く出ていってほしい。こんな痛みをこれ以上与えられたら、ユーフェミナはおかしくなってしまう。
「どうだ? 何か言ってみろ」
「い……痛……い……」
 なんとか咽頭を震わせ、それだけを呟くと彼の動きが止まった。
「十分に濡れているし、私のものもしっかりはまっている。それでも痛むのか?」
 これまで何度も痛い、やめてと訴えていたのに、彼は一切聞き入れてくれなかった。
 急にユーフェミナの声に耳を傾けるなんて、どういう風の吹き回しか。
 首を上下に振って懸命に頷くと、いつの間にか眼に溜まっていた涙が滝のように溢れ出す。
 泣きじゃくる顔をじっと見つめられるが、両手を頭上で固定されている以上、拭うこともできない。
「サファイアみたいな目が、涙と一緒に流れ落ちそうだな。泣かしたいわけではないのに、どうするか」
 彼は少しだけ腰を引くと、肉棒に愛蜜と一緒に血液が絡んでいることを見つける。
「……どういうことだ」
 ヴィクトルが上体を倒し、肩口を震わせ泣いているユーフェミナの頬に何回も唇を落とす。
「泣くな。乱暴したいわけではない。そなたにも悦んでもらおうと思ったのだが」
 ヴィクトルはそう言うと、手を伸ばした。ユーフェミナの両手首を縛っていた腰ひもを手早く解く。
 ずっと上げたままだったせいか、痺れてすぐには動かせない。ゆるゆると腕を下ろし、両指が動くのを確認したら、彼がこう囁いた。
「私にしがみついていろ」
「……え……」
 彼は再びユーフェミナの腰を持つと、腰を緩やかに動かし始めた。ユーフェミナの華奢な身体を抱きしめ、首筋に顔を埋め荒い息を落としてくる。
 広い胸は、ユーフェミナをすっぽりと包んでしまった。ユーフェミナも慌てて彼の背に手を回す。
 黒髪に指が触れると、サラリとした感触が指に伝わる。
 すると彼もユーフェミナを抱きしめながら、ストロベリーブロンドの髪を撫で始めた。
「そなたには悪いが乙女とわかったところで、今更やめることはできん。しかし辛いだろうから早く終わらせよう。耐えてくれ」
 彼の低い声が鼓膜を震わせる。なぜだろう、熱棒を撃ち込まれた痛みが少しだけ和らいだような気がした。
「ユーフェミナ……」
 艶のある低い声で名を呼ばれると、腰に痺れが行き渡る。
 その瞬間、彼の肉茎がユーフェミナの肉筒の奥深くまで再び挿いり込み、みっちりと埋め尽くした。
 彼がユーフェミナを抱きしめたまま、ゆっくりと腰を動かす。
「はぁ……ぁ……んっ……」
 訪れる痛みに、生理的な声が漏れる。するとユーフェミナの肩口から顔を上げ、ヴィクトルが唇に何回もキスを落とした。
 彼はユーフェミナの唇や頬に唇をつけながら、硬く張りあがった雁で内壁をぐりぐりと押してみたり、挿入口ぎりぎりまで亀頭を引いてみたりといった動きを繰り返した。
 どっしりとした肉茎の感触が、ユーフェミナの子宮内で暴れているのを感じる。
 彼のガウンがはだけ、地肌がユーフェミナの胸を擦り上げるのも刺激になった。ぷっくりと膨れた薄紅色の乳首もジンジンと疼いてしまう。
 どこからか滲み出る愛蜜で、肉棒の動きがよくなっていく。痛みが薄れていくと同時に、抽送されるスピードが速くなっていった。
 時折、亀頭の先端でゴリゴリと押されると、総毛立つような感触に襲われ無意識に子宮が凝縮する。
 そのたび彼が甘い声で吐息を漏らす。その行為を何回も繰り返すうち、その息ですら感じてしまうようになった。
「ぁああっ……んんっ……も、もう……」
 ゾクゾクとした激しい快楽に全身が打ち震える。
 彼の肉棒がいいところを突くたび、下腹の奥で尿意のようなものが湧き上がり、漏らしてはいけないという意識にもっと膣を引き締めてしまう。
「漏れちゃ……う……駄目、出ちゃ……」
「構わん……好きに出せ」
 彼はそう言うと、腰を最高潮に激しく動かした。骨が軋むほど抱きしめられ、腰を縦横無尽に振りたくる。
 ユーフェミナのストロベリーブロンドの髪が、シーツの上を波打つ。
 もう部屋には、獣のようなふたりの喘ぎ声と、ベッドの軋む音しかしなかった。
「ひゃっ……っ……! やぁっ……! 出ちゃうっ……出ちゃ……!」
 ユーフェミナが背中を大きく反らせた瞬間、膣の最奥で彼の肉棒が熱い飛沫をぶちまげた。
「あっ……ぁ……う……ん……んん……」
 赤い唇を開き、甘やかな嬌声を上げ、ユーフェミナは全身を震わせた。
 背を反らし、ビクビクと四肢を震わせて、そのままゆっくりと訪れる愉悦に浸る。
 子宮の奥が、ジンジンとした痛みで制されていた。でもそれ以上に、脳芯が真っ白になるほどの絶頂が全身に行き渡っている。
 ヴィクトルは肉棒を抜くことなく、弛緩したユーフェミナの身体をぎゅっと抱きしめた。
 ユーフェミナの身体を苛んだ灼熱の肉棒が、膣の中でビクビクと震えている。精液を一滴残らず子宮の中に放出するため、残滓を絞り出すように下肢をブルリと震わせた。
 ユーフェミナの女の部分が、吐き出された飛沫をすべて受け止めるため、物欲しげに襞をヒクヒクと蠢かす。
 それすら快感の余韻のようで、ユーフェミナは放心しながらも恍惚で身を震わせた。
「ぁあ……ん……」
 意識せず鼻から甘い声を漏らしてしまう。
「初めてなのに達するとは淫乱な身体だ」
 低く囁く彼の言葉に、恥ずかしくて身を竦めたかったが、どうにも意識が追いつけない。
 ユーフェミナは疲れ果て、両手両足、そして意識さえも自分の意志でどうにもできなくなる。
「自分の資質を知っていたのか? だから処女なのに私に身を差し出そうと企んだというわけか」
 言われていることがユーフェミナを辱める内容だとわかっている。だが、もう何も言い返す気力がない。
「しばらくは楽しめそうだな。よく聞け、ユーフェミナ」
 彼の低い声に、閉じかけた瞼だけがピクンと震える。
「毎夜抱くから誠心誠意私に尽くせ」
 ひどい言葉とは裏腹に、ユーフェミナを抱きしめる腕は逞しく、そして優しかった。

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