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佐倉紫先生のお部屋

佐倉紫(サクラユカリ)プロフィール
一月生まれ。水瓶座。O型。2014年2月、アルファポリス社〈ノーチェブックス〉より『シンデレラ・マリアージュ』にてデビュー。夫、娘・○子、息子・○市とほのぼの四人暮らし。育児と家事の合間を縫ってTL・乙女系小説を執筆中。Twitterと艦これと紅茶が執筆のおとも。
ベリー・ウィッシュな日々
@yukarisakura29

佐倉先生にお聞きしました!

──Q1.簡単に自己紹介をお願いします。

佐倉紫です。水瓶座のO型。夫、長女、長男と四人暮らし。日々育児と家事に翻弄されている主婦なTL作家です。Twitterでは日々の育児や家事の愚痴やら、〆切への恐怖やら、体調不良やらをつらつらと呟いております。
2014年、アルファポリスのノーチェブックス様から『シンデレラ・マリアージュ』でデビューさせていただきました。以降、複数の出版社様から、紙書籍、電子書籍問わずTLジャンルの作品を出版させていただいております。
Webでは主にムーンライトノベルズ様とアルファポリス様を中心に作品を投稿させていただいております。

──Q2.ペンネームの由来はなんですか?

本名が色の名前なので、ペンネームもそろえたいと思っていました。「紫」と書いて「ゆかり」と読ませる名前があることを知って、めっちゃ格好いいと思い即座に採用しました笑
名字の「佐倉」の部分は、おそらく旧姓から一文字取って、「ゆかり」とそれなりに響きが合い、また日常生活においてもその辺にいそう&さほどペンネームっぽく聞こえないから、という理由で採用した気がします。読者様に覚えてもらうためには、あまり凝ったペンネームは避けたほうがいいと考えました。

──Q3.どういうキッカケで小説を書くようになりましたか?

小学五年生の頃から漫画を書いていたのですが、漫画って鉛筆でノートの一ページ埋めるだけでも一時間くらいかかってしまって、話がちっとも進まないんですよね。それを文章にしてみたらあら不思議、その一ページ分がわずか三行で書けちゃったのですよ笑
「小説のほうが絶対早く物語が書き終わるじゃん!」と気づいたのと、中学一年生でライトノベルに出会い、読書に嵌まったことがきっかけで小説を書くようになりました。
本格的に書き始めたのは中学三年生から。公募に応募し始めたのは高校一年生からです。

──Q4.小説のネタは、どんな時に思いつきますか?

二度寝したときに、それまで見ていた夢がいつの間にか物語になっていることが多いです。起きたらもう頭の中でプロットが完成していたり。ただし忘れちゃうことも多いです笑
時事ニュースや芸能ニュースがきっかけになることも多いです。結婚に至るまでのなれそめとか、国家行事でこんなことをした、みたいな映像が流れると、そこから勝手に脳内妄想が始まっていますね。
王侯貴族など現実からはほど遠い身分のキャラをヒロインやヒーローにするので、自然と自分と遠い世界に住む人々の生活をキーにしているのかもしれません。

──Q5.本はよく読みますか?

最近は読めても月に十冊行くかどうかです。ほとんどはTL小説ばかり。学生の頃読んでいた少女小説や、キャラ文芸、一般文芸にも興味はあるのですが、なかなか時間が取れず、自分が書くのと同じジャンルの作品を読むだけで精一杯です。電子書籍も合わせるとTL小説だけでも月に何十作品と出ていますから、読みたい作品を厳選するだけでも結構大変です笑

──Q6.どんな本がお勧めですか?(影響を受けた本や、参考になる資料など)

中学一年生で初めて出会った少女小説である、榎木洋子先生の『龍と魔法使い』シリーズはやはり原点ですね。それまで読書が大嫌いで、文章を読むのもいやだったのに、この作品に出会って一気に読書好きになりました笑
2000年代の集英社コバルト文庫の作品はもちろん、ちょうどビーンズ文庫やビーズログ文庫、ルルル文庫も創刊した時代だったので、あの辺の作品はみんなバイブルです。電撃文庫の『キノの旅』『ブギーポップは笑わない』『空ノ鐘の響く惑星で』もかなり読み込みました。ライトノベルばっかりですね笑
そして大学在学中にティアラ文庫が創刊したことで、わたしの執筆ジャンルも少女小説からTL小説へ舵を切りました。今まで読んできた作品は全部参考書です。

──Q7.あなたの好きなヒーロー×ヒロインの設定は?

女性のほうが身分的に上というのが好きです。女王とそれを守る騎士みたいなカップルは好きですね。責任感が強く義務に邁進するヒロインが、ヒーローの前だと素に戻れて甘えられるし、ヒーローもそれを喜んで甘やかす、というのが大好物です笑
ヒロインに関しては『薄幸の美少女』という設定も大好きで、ヒーローに出会って幸せになるシチュをひたすら愛しています。
またヒーローも順風満帆に人生歩んできたキャラよりは、山あり谷あり、紆余曲折を経て、ちょっと傷を負っているタイプが好きです。この場合はヒロインがヒーローを癒すという……双方ともに癒し癒され、一緒にいて人生がバラ色になるカップルは本当に尊いです!

──Q8.もし、「自分の趣味や嗜好を詰め込んだ小説をお願いします!」と言われたら…どんな作品になるでしょう?

毎度毎度、趣味嗜好と性癖を詰め込んだ作品ばかり書いておりますので笑 その時々の一番の萌えがどこにあるかは、最新の作品で確認していただければと思います。最新作が一番、そのときの作者の萌えに忠実です!

──Q9.今後こんな小説が書いてみたい!というジャンルや設定はありますか?

ものすごくエロに振り切れた作品、たとえば調教ものとか笑 敵国の王子に捕らえられていやなのに感じちゃうとかも書きたいし笑
逆にエロがない作品というのも書いてみたいですね。学生時代は純粋な?少女小説ばかり愛読して、ファンタジーを書いていたので、いずれそういうのも書いてみたいという気持ちはあります。気持ちばかりでなかなか時間が取れませんが苦笑

──Q10.最後に一言お願いします。

いつも応援していただきありがとうございます。おかげさまで作家生活も五年を迎えることができました。
今現在の作家としての目標は、次の改元のときまで作家で居続けるということです笑 そのために今後も萌えと妄想が導くまま、たくさんの作品を書いていきたいと思っております。
作家としても人間的にも未熟な部分が多い佐倉紫ですが、今後も精進していきますので、是非お付き合いいただければと思います。
このたびはこのようなインタビューの機会をいただき、ありがとうございました。お読みいただいた皆様にも感謝を申し上げます。

担当編集のオススメポイント

佐倉紫先生の描くヒロインは「芯の強い女性」を感じさせてくれる魅力に溢れています。そんな彼女らを心から愛して支えあうヒーローたちとの恋の行方から目が離せません!!

継母から酷く虐げられる様子は壮絶で、そんな境遇で凍ってしまったヒロインの心がヒーローに溶かされていく『氷姫を蕩かす熱愛~公爵様の優しいキス~』は、ヒロインが「愛」によって彼女らしさを取り戻していく喜びをともに味わえますし、『女子学生は多忙中!~秀才監督生との恋と勉強に大変なんです~』は、聡くてまっすぐ信念を貫き通すヒロインが格好よくて応援せずにはいられません。
そして、『運命の恋は再会のあとに~王女殿下の家庭教師と永遠の誓いを希う~』は、わがままな王女のしつけに腕を振るう姿が頼もしいヒロインの魅力に惹き込まれ、一方ではヒーローとともに初恋を大事にしてきたふたりの姿が一途で甘く深くてたまりません……!
いずれの作品も自信を持って激しく推しでございますので、是非お楽しみください!!
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契約結婚につき、溺愛はご遠慮いたします。(夢中文庫プランセ)

佐倉紫/吉崎ヤスミ
「驚くべきことだが、どうやら僕は君に恋をしているようなんだ」 伯爵令嬢のアンネは、事故で急逝した両親の遺した事業を成功させるため、どうしても『名ばかりの夫』が必要だった。そこで、見た目は貴公子で気ままな独身主義者、女性と上手に遊ぶ近衛騎士のセオドアに白羽の矢を立て契約結婚を願い出る。あまりに普通ではない条件に驚きつつ、アンネに強く興味をひかれたセオドアは引き受けた。合理的で倹約家、両親の想いを叶えようと努力するアンネがまぶしく、セオドアはもっと彼女を輝かせようとする。一方で『名ばかりの夫』でいいのに!とアンネはモヤモヤ。けれどご褒美のキスや甘い触れあいが増えていって──溺愛は契約違反です!?
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