【35話】堕ちて幸せ!?~復讐に燃える完璧令嬢は魔王の花嫁になりました~

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 今まで服の下に隠されていたのに、ルーファスのあそこは天を向いて反り上がっていた。
「……好きよ」
 自ら脚を開き、両のかいなで彼を誘う。
 恥ずかしいポーズをとっても、相手がルーファスなら絶対に笑わない、呆れないと分かっていた。
「俺の方がもっと好きだ」
 先端が宛がわれ、私の体が悦ぶ。
 子供じみた言葉で愛情を表現する彼が、何より愛しい。
 言葉が少なくて不器用に思えるのに、私が分からないほど深い愛情で包み込んでくれる──私だけの魔王。
「あ……っ」
 ぬぷ、と先端が入り込み、声が漏れる。
「……あったかい」
 また、ルーファスが独り言のように呟いて、気持ちよさそうに目を細めた。
「ルーファス……、ぁ、……あ」
 彼を可愛いと思っていたのも束の間、太くて長いものがズブズブと入り込んでくると、私の頭は真っ白になってしまった。
 脚が勝手に彼の腰に絡みつき、腕がルーファスを抱き締める。
 何度も貫かれて体が覚えたかたちを、私の蜜壷が感じて悦んでいる。涎を垂らしながら咥え込み、迎え入れ、奥へ奥へと誘ってゆく。
「……は。入れただけでイッたのかよ」
 私のナカがヒクヒク震えているのを感じ、ルーファスはそれは嬉しそうに目を細めた。
「だっ……、て」
 ──気持ち良くて、嬉しい。
「言い訳しなくていい。気持ち良かったんだろ?」
 ちゅっと音を立ててキスをしたルーファスは、私のすべてを分かってくれている。
「……うんっ」
 少女のように素直に頷く私を、彼は愛しそうに見つめた。
 優しい手で、指で。本心の私を守っていた硬くて幾重にも重なった蕾は、いつの間にか丁寧に剥がされていた。
 もう素直になっていい。
 頑張らなくていい。
『堕落』と称した彼の愛情は、私の心に透明でプルリと柔らかな花を咲かせた。
 それはずっと昔──、幼い少女時代の私が心に持っていた花。
 完璧な淑女になろうとした際に封じてしまった、素直な私そのもの。
「愛してる」
「私も……あなたを、愛してる」
 見つめ合ったまま、ルーファスがゆっくり動き出した。
「あ……っ」
 大きなモノが私の中でこすれ、蜜を掻き出すように外へ出てから、また埋まってくる。
「気持ち……いっ」
 微かな声で喘ぐ私の胸を、ルーファスは手で包み込んで円を描いた。
「あっ……、あぁっ、いいっ、気持ちい……っのっ」
「ライラ、可愛い。そんで、すげぇ気持ちいい」
 ゆっくりと深部まで腰を打ち付け、手は私の胸をじんわりと揉み上げる。先端をキュッと摘ままれると、私のナカがルーファスを締め付けた。
「んっ、んぅぅっ、……あ、ルーファス、……おっきい」
 私のナカをみっちりと満たす愛しい存在に、幸福感しか感じられない。
 その行為は堕落とは思えず、とても神聖で尊いものに思えた。
「気持ちいいか? ライラ」
 熱を孕んだ目が私を見下ろし、欲を隠さない手は母性の象徴をたぷたぷと揉みしだく。
「もっと……、頂戴っ、もっと、……愛してっ」
 涙で潤んだ目が夫を見上げ、私の胸を揉む手に手が重なる。
 誘うように私はルーファスの手に指を這わせ、血管の浮いた男らしい手を愛撫した。
「っ……満足の向こう側まで、堕としてやるから」
 私の手をとってチュッと甲に唇を落とす。それからルーファスは、腰が浮くほど私の脚を抱え上げて、本格的に腰を振り始めた。
「あっ、ぁ、あ、あっ、ああぁっ」
 激しく奥を突かれ、傘の張った先端でナカをえぐられ、私は悶絶する。
 グチャグチャと容赦のない音がし、耳が羞恥を訴える。
「ここに、何回もキスしてるの……分かるか?」
 額に汗を浮かべたルーファスが、私のお腹──おへその下辺りをトントンと叩く。
「うっ、ぅあっ、あぁあっ、それっ、だめっ」
「駄目じゃないだろ?」
 最奥まで腰を突き入れ、私の奥の口をグリグリと先端でくじり、お腹の上から刺激する。
 お腹の底から快楽が響き、私は四肢に力を入れて震え──達した。
「ああぁあっ、あっ、いやああぁあっ」
 雷に打たれたようにビクビクと震える私は、思い切りルーファスを締め付ける。
 同時に──、想いが溢れた。
「好き……っ! 好き、……なのっ」
「っく──、ぁっ」
 苦しそうに顔を歪めたルーファスは、小さく震えて私の奥で我慢していたものを解き放った。
「ぅああぁっ、やっ、熱いぃっ」
 最奥に迸りを感じ、私は更にのたうちまわる。
 ──と、ズポッと屹立を引き抜かれ、私は急に頼りなさを感じて甘ったれた声を出す。
「やだぁっ、中にいてっ」
 そんな私の腰を掴んでひっくり返し、ルーファスは私のお尻を持ち上げた。
 そしてすぐに、獣のようなポーズのまま背後から貫いてきた。
「あぁああぁっ!」
 前からとは違う場所をこすられ、私は悲鳴を上げた。
 すぐにガツガツと突かれ、目の前で火花が散る。
 おまけにルーファスの手が二人が繋がっている場所を撫で、蜜を纏わせた指先で私の真珠に触れてきた。
「そこ……っ、ぁ、ああぁああぁっ」
 一番弱い場所を刺激され、中では大きなモノが激しく動いている。
 堪えきれず、結合部からプシャッと蜜が弾け飛んだ。
「やあぁあぁっ、うっ、ううぅうぅっ」
 声にならない声で叫び、私は羞恥と快楽の涙を流す。
 もう、体も意識もドロドロに溶かされ、何が何だか分からなかった。

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