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【20話】イケニエ王子に甘く溺愛されて、呪いの魔女は戸惑い中!

作品詳細

 おそらくは、セテラの茎の影響だろう。催淫効果によって高まった性欲が、レオニートの愛撫によって発散されているのだ。
 リリィが性の悦びに目覚めていることを、レオニートも気づいているだろう。
 彼は仄暗く微笑み、唾液をたっぷりと含ませた舌で、とろりと乳首を舐める。そして舌と上顎に挟んでじゅくじゅくと扱いた。
「あぁ、ああ……」
 容赦なく可愛がられて、リリィの思考はどろどろと蕩けていた。
 もう、何も考えたくない。倫理や道徳。人として大切な同義もすべて隅においやって、ただ――この甘やかな時を存分に愉しみたい。そんな堕落しきった考えすら持ってしまう。
 その時、レオニートの手がゆっくりと動いた。
 臍をくるりとなぞり、さらに下へ。
「……っ」
 リリィは下唇を噛んで羞恥に耐えた。
 本来は、最も秘めた場所。今はレオニートによって開かれた花。
 人差し指と中指で、くちりと秘裂が開かれる。
 恥ずかしさここに極まれり、だ。このまま失神してしまいそうなほど、リリィの顔に熱が溜まっていく。
「すっかりとろとろですね。可愛らしい」
 嬉しそうに目を細めたレオニートは、濡れそぼった蜜口を指先でなぞった。
「ん、んっ」
 それは今までにない感覚だった。むず痒く、切ない。焦らされていることさえわからないリリィは、困った顔で眉を下げる。
 レオニートはじっくりと味わうようにリリィの顔を眺めながら、つぷりと指先を膣内に挿し入れた。
 緊張に戦慄く身体を優しく撫でて、レオニートはあやすような甘い声で囁く。
「息を吸って。大丈夫……怖いことなんてありません」
 言われるがまま、リリィは息を吸い込み、大きく吐いた。その瞬間、指は根元までズルズルと押し込まれていく。
「は、や……んっ」
「リリィのここは柔らかくて温かく、あなたの優しさが詰め込まれているようですね」
 膣内で指を曲げ、軽く掻くように撫でられる。鋭敏な性感が否応なく高められて、リリィは息することも忘れて喘いでしまう。
「いい顔ですね。たまらない」
 くちゅりと唇を重ねて、尚も膣内で指がくなくなと動く。
「んんっ、んーっ」
 口を塞がれると、余計に快感が強くなってしまう。
 リリィはいっそう憐れなほどフルフルと震え、すがるようにレオニートの肩を掴んでしまう。
「ええ、そうやって、私に掴まっていてくださいね」
 舌で散々口腔をなぶって、甘く囁く。
 そしてレオニートは己の下穿きを緩め、熱く猛る楔を露わにする。
 生々しく先走りが滴るそれを、ヌチリと秘所に押し当てた。
 かあっ、とリリィの顔が熱くなる。
 レオニートは秘めるような息を吐き、楔を秘裂に擦りつけながら、リリィの耳を柔らかく食んだ。
「ああ、リリィ。やっと……繋がることができる」
 この時を待っていたと言わんばかりの、感慨深い声。少しかすれた声色で呟き、とろとろとほぐれた蜜口に杭の先端をあてがう。
「――愛しいリリィ。これで私は、あなたのものです」
 どうか私を受け入れてくださいと、レオニートはどこか寂しげに微笑んだ。
 なぜ、そんな顔をするの?
 リリィが疑問を覚えるも、その思考はあっけなく霧散した。
 指一本でもきつく感じていた蜜口に、あまりにも大きな質量がねじこまれたからだ。
 穢れを知らない、清らかな隘路が少しずつ蹂躙されて、ぐりぐりと道を開かれて。
 そのあまりに強い圧迫感と満たされる官能に、リリィの身体は大きく震える。
「んっ、ん、あぁ、ああっ」
 ツンと尖った乳首までが小刻みに揺れ、レオニートは侵入を進めながら乳首をひと舐めする。
「ひゃっ、ン!」
「可愛い。……ほら、奥まで入りましたよ」
 付け根まではめ込んだレオニートは満足そうに熱いため息を吐く。
「ダメ……こんなこと、しちゃ……」
 もはや何の抵抗もできていないのに、それでもリリィはふるふると首を横に振る。
 身体はこれ以上ないほどに悦んでいる。
 催淫によって昂ぶる性への衝動は、レオニートとの性交で大分と満たされているのがわかる。
 己を慰める方法すら知らなかったリリィにとって、レオニートが自分に触れてくれたことは救いだった。あのまま欲情を持て余して、薬の効果が切れるまで耐えるのはどれほどの辛さだったのか……官能に未熟だったリリィには想像がつかない。

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