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2020
01.08

【16話】消えない恋心、君だけを愛してる

毎日無料

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 彼が一歩近づいた。指先が秘部に近づいてくるのを胸を高鳴らせ見つめる。そっと指の腹で割れ目をなぞられた。快感という名の震えが尾てい骨から背筋に駆け抜け、私の腰は小刻みに震えた。
「こんなに濡らして。淫らだな……。清楚な未央は淫らに濡らして俺を誘惑する。どうしてほしいか言ってみろ」
 どうして欲しいかなんて、正直分からないし、そんなことを口走っている余裕はなかった。私は限界だった。早く彼が欲しくてたまらない。
「す、好きにして!」
 そう言うしかなかった。
 彼は意味深に微笑んだ後、頷くとなんと私の前に跪いた。両手で秘部を開き、感じる蕾を露わにする。すると私の手を掴みそこへもっていった。
「見ていてやるから自分でやってみろ。イクまで止めるんじゃない」
 あ、ああっそんなぁ……
 指先を感じる蕾に触れさせられ、擦るように動かされる。濡れそぼっているそこはそれだけで淫靡な音をさせる。
 私はスカートを捲っているもう片方の手をとっさに外し、それで口を塞いだ。そうしなければはしたない喘ぎ声を抑えることは不可能だった。
 自分の意思とは別に、いやこれが本当の私の意思なのかもしれないけれど、指が快感を追って動いてしまう。手を押さえていた彼の指は離され、彼が今度はスカートを捲り上げている。
 ぐちゅぐちゅとはしたない音を出しながら上り詰めていくその感覚を追う。立っていられないほど腰が震えはじめる。
「未央の赤い真珠が膨らんで濡れてるぞ。そんなに気持ちいいのか?」
 その言葉に煽られ、快感が脳天まで突き抜けた。
「んんっ――んんんっ」
 私は思わず漏らしてしまった喘ぎ声を塞ぎたくて手のひらを強く口に押し付けた。官能の涙が頬を伝う。
 もしかしたら木村室長に聞かれたかもしれない。もしかしたら勘のいい彼は今行われていることを知っているのかもしれない。さっきの室長の強い視線を思い出し私は更に羞恥が増し、そのあげく感度が上がり興奮が増してしまっていた。
 一体、私どうなってるの?
 こんな危機的状態で興奮するなんて!?
 ぐちゅぐちゅとわざと大きな音をさせ和己さんが私の指ごとあふれ出した蜜を舐め始める。私はもう何も考えられなくなり、快感だけが全てになる。
「ひぃっはぁあああんっ」
 口を押えていても喘ぎ声を漏らしてしまう。ぎゅっと目を瞑ると涙が頬を伝った。腰が小刻みに痙攣し、ぞくぞくとした快感に全身が覆われる。大量の蜜が溢れだし、内腿を伝っている感触にさえ感じてしまう。
 彼は唇を離すと、今度は指で膣口までの道をさすりながら移動する。辿り着くと、一気に2本の指を挿入した。
「んっああっ」
 もう知られてしまっている感じる場所を容赦なく擦られる。激しい快感に一気に体温が上がり、腰ががくがくと震えた。強く膨れて敏感になった蕾を自分の指で撫で快感を追う。
 私はもう声を抑えることが出来ず、号泣しているときのような嗚咽を漏らした。
 彼が更に追い上げる様に、膣内の窪みを2本の指で小刻みに擦り始めると私は嬌声を上げ、痙攣したみたいに腰を震わせながら激しく達した。
 彼が腰を支えてくれている。指を抜かれるとき、大量の蜜が溢れ出し、その感触に震えが走った。
 彼が立ち上がった。欲情に潤んだ瞳とぶつかる。ぞくぞくとした興奮が背筋を突き抜けた。
「俺が欲しかったら、尻を突き出して自分でそこを差し出せ」
 男の欲情をむき出しにしたエロティックな表情で命令され、私はその言葉だけでまた達してしまいそうなほどぞくぞくする興奮を感じた。
 彼のデスクに手を付き尻を突き出す格好にし、スカートを腰まで引き上げた。そして、両手で秘所を開く。
 脚が震えるほどの羞恥と興奮に息遣いがさらに荒々しくなる。ファスナーが下ろされる音を聞き、私の体は期待に膨らむ。先端を押し付けられる感触に快感で身震いしてしまう。
 ぐちゅずちゅと淫靡な音をさせながら入口を擦られると、早く欲しくて無意識のうちに腰を振ってしまう。
「未央、そんなに俺が欲しいか? 俺で満たされて中を掻き乱されてぐちゃぐちゃにされるのが、好きなのか?」
 興奮した時の彼の声に煽られる。私は素直に答えた。
「好き、好きっ、無茶苦茶にされるのが……すきっ! もう、もう……我慢……できな…い」
 欲望にうわずった私の声が彼を煽ったのだろうか? 彼は野獣のように唸り、そして一気に私の中に侵入した。
「あ、あああっ」
 奥を突かれた衝撃に、甲高い声が漏れた。
「もっと声をだして木村に聞かせてやれ」
 そんな意地悪を言う。私は一気に羞恥が増し、声が出ないようにぎゅっと唇を噛んだ。どうして彼がそんな意地悪を言うのかさっぱりわからない。
 彼が中で暴れまわるように激しく動くたび、快感が突き抜ける。子宮を激しく突かれその度に全身が激しく揺れ、強烈な快感に支配される。彼の雄の圧迫感と熱が私を淫らにさせる。10年も思い続けてきた人とこんな淫らな行為をしているのだ。私の全てが彼のものだと感じる瞬間だった。ほかの誰かの気配の心配なんてしていたくない!
「我慢しないで声を出せ、未央。木村に聞かせてやれ。あいつはお前に……気があるから」
 な、なにを言ってるの?
 その言葉に衝撃を受け、思わず噛んでいた唇をといでしまった。
「あ、あ、だめぇっ――」

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