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【10話】お見合い相手はスパダリ系ドクターでした!

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「意地悪……ですね」
「俺ほど優しい男はそうそういないと思うよ?」
 クリーム色のワンピースを脱がされて、窓から入る日差しに肌が照らされた。
 ジッと余すところなく見つめられて、恥ずかしさに私は身を縮こませる。
「あんまり見ないでください……」
「どうして? 千加の肌、白くて綺麗」
 相野谷さんも脱いでくれればいいのに、彼はシャツのボタンを外しただけだ。
「だって、私だけ……恥ずかしい」
「大丈夫。恥ずかしいなんてわからなくなるぐらい、気持ちいいことだけ教えてあげるから」
 プツッとブラジャーのホックが外されて、思わず胸の前で腕を組んで隠した。なのに、すぐにショーツに相野谷さんの手がかかる。さすがに明るい場所では羞恥心が大きくてシーツを手繰り寄せるが、彼の手がそれを阻んだ。
「全部見せてよ」
「恥ずかしいなんてわからなくなるって言ったのに。めちゃくちゃ、恥ずかしいです」
「ははっ、ごめんね。じゃあ、今から教えてあげるよ」
 きっとからかっているんだ。
 そう思ったら、なんだか悔しくて泣けてくる。
 本当にもうやめてくださいって口を開く直前、私の足先から背中に甘く蕩けるような感覚が走る。
「……っ、ぁ」
 ピチャっとつま先が熱くねっとりとしたもので包まれる。なに、と視線を向けると、相野谷さんの艶めいた目と交わった。まるで私に見せつけるみたいに、赤い舌が親指を舐め、それから口に含む。
「や、っ……きたな……」
 汚いからやめて、そう言いながらも舌先が指の間をくすぐるたびに、ゾクゾクとした官能が脳内に突き抜けていく。
 やめてほしくない。
 気持ちいいから、もっとして。
 そう叫んでしまいそうになるのを、グッと堪える。
「ココも……気持ちいいでしょ?」
 相野谷さんの唇が足の甲を通って膝裏を舐める。自然に足が開き、身体が彼を欲しがって腰が揺れた。
「あっ……ダ、メ……ん、もっ」
「可愛い声。ちゃんと気持ちよかったら、そう言わないとダメだよ」
「き、もちいっ……」
「そう。ほら、声、我慢しないでね」
 クチュッと唾液を擦りつけるように柔らかい太ももの肉を口に含まれる。相野谷さんの視線の先は、きっともう隠しようのないほどいやらしく濡れている。
「んあっ……ふ、ぁ……もっ……それ」
 見られているとわかっていても、足はシーツの海を泳ぐように淫らに彷徨い、触れられることを期待し新しい蜜を垂らす。
 お尻に触れるシーツが冷たくて、私は身を捩った。
「苦手なんて嘘。すごく感度がいいね」
「う、そ……だって……」
 違う。
 だってこんなの知らない。
 気持ちよくなったことなんて一度もなかった。
 指で慣らされても痛いだけだったのに。
 痛みで顔を顰めているのを見られたくなくて、いつも必死に隠してた。
 こんな風に、唇が身体に触れるだけでドロドロに溶けてしまいそうな感覚なんて初めてだ。
「やらぁ、知らなっ……」
「もっとして欲しい? ココ、すごい濡れてる」
 力強い手が私の太ももを押さえつけるように左右に開いた。相野谷さんの眼前に秘部を晒す体勢を取らされて、さすがにジッとしてはいられない。
「こんな、格好っ……や」
 ジュッと強く肌を吸われて、痛みに近い感覚が走る。けど、痛いだけじゃない。ジンと快感を身体の奥深くに伝えている。
 ヌルリと滑った舌が肌の上を滑る。相野谷さんの舌が濡れた秘部の近くを通るたびに、期待で新たな蜜が溢れだす。
「ん……あっ」
 違うそこじゃない。
 もっと中をして。
 快楽しか頭になかった。
 中心に燻る甘い熱をどうにか逃がそうと、両手で相野谷さんの髪をくしゃくしゃに乱す。
「指、舐めて」
 言われるがままに差し出された指を口に含む。
「んんっ、ふぁ……」
 一本だけだった指に中指が加わり、頬裏を愛撫するようにグルリと円を描かれた。口が閉じられないから、唾液が溢れて流れ落ちる。
 恥ずかしくて仕方ないのに、相野谷さんの指を舐めているという事実が新たな官能を呼び寄せる。
「ん、もういいよ」
「ぁ……っ」
 甘ったるい名残惜しげな声がでる。
 欲しくて欲しくてどうしようもなく身体が疼いた。
 待ち望んだ場所に湿った舌が触れて、私の身体は痙攣するようにピクピクと震えた。
「ひぁっ……ん、あ、やぁ……」
 同時に唾液に塗れた指が中を解すようにゆっくりと挿れられる。
 ドロドロに濡れた秘部は潤滑油など必要としていない。その証拠に指が挿れられただけで、グチュンと水音を響かせる。
「中、トロトロ。俺にされるの気持ちいい?」
「きもちいっ……から……もっと」
「どこがエッチ苦手なの? どんどん濡れてくるよ」
「だ、って……っ、ひぁっ」
 濡れた舌が尖った陰核に触れて、内部を解す指を締めつける。

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