• HOME
  • 毎日無料
  • 【6話】元カレ同期は諦めない~すました彼の冷めない欲情~

【6話】元カレ同期は諦めない~すました彼の冷めない欲情~

作品詳細

「匡吾、ってば……んむ」
 また唇が塞がれた。
 覆いかぶさられているせいで身動きが取れない。身体をもぞもぞと動かすだけで精一杯だ。匡吾の手が眞妃の身体をなぞり、熱い手のひらの温度が服越しに伝わってくる。
「んんっ」
 キスをしながらカットソーの中に手が入ってくる。
 お腹を撫でながら上がってきた手は眞妃のブラジャーをずらし、直接胸を包んだ。さすがにまずいと身体を揺すっても匡吾の手は離れそうもない。
 胸の頂を指の腹でこすり、ぷくりと浮き上がる先端をきゅっと摘ままれると勝手に腰が浮いた。
「ぁ、やぁ」
 甘い疼きが眞妃の身体の奥に広がる。
 その場所を執拗に指先で弄られ、身体の力が抜けていくのを感じていた。すぐに唇が覆いかぶさり眞妃の呼吸を奪う。その間も乳首を指の腹で撫でられたり爪を立てられたりして好き勝手にされてしまう。眞妃は甘い声を上げ息を乱す。けれど呼吸まで奪われるので胸が苦しくなるばかりだ。
「ハ……興奮しすぎてやばい」
 太腿に当たる匡吾の硬く高ぶった熱。
 男性の熱を感じるのはいつ以来だろう。
 胸から手が離れたと思ったら、今度はスカートの中に入ってくる。ストッキング越しに内腿を撫でられ、焦らすような動きに腰がうねる。
 こんなつもりじゃなかったのに。
「んっ!」
 匡吾の指が身体の中心をなぞりびくんと腰が跳ねる。下着とストッキングまで濡らしてしまっているのがバレてしまった。
「……眞妃も興奮してる?」
「そ、そんなこと」
 否定をしても意味がないとわかっていながら、否定するしかなかった。
「嘘つけ。濡らしてるくせに。……直接さわりたい」
「……っ、耳、やめて」
「耳弱いよな。昔から」
 フッと鼻で笑われて身体が熱くなる。こんな状況でも余裕のありそうな匡吾の態度に悔しさが滲む。
「や、だ」
「気持ちよさそうな顔してるけど?」
「……」
「本気で嫌だったら俺の舌噛んで逃げろよ」
「……んぁ」
 匡吾の舌が伸びてきて、眞妃の唇を舐め、こじ開ける。眞妃の赤い舌を見つけると、舌を伸ばしこすりつけてくる。舌先だけがふれるキスだ。このまま舌を噛めということなのだろうけれど、眞妃にはそれができるはずがなかった。
 昔大好きだった人だ。
 甘い疼きに気づかない振りはできない。
 だめだと思いながらも眞妃から拒否をすることはできない。匡吾がやめてくれればいいだけの話だ。
「……いいんだな」
 眞妃の行動を肯定と捉えたのか匡吾の手がストッキングをするすると脱がしてしまう。すぐにショーツの中に指が入ってきて濡れた秘部を直接撫でる。いやらしい濡れた音が聞こえた気がして、また身体が反応し蜜を溢れさせる。
 眞妃の表情を窺いながら匡吾はゆっくり指を動かす。濡れた音をさせながら眞妃の秘部を開き隠れた花芯をむき出しにして、指の腹で優しく撫でる。
「んぅ! ぁ……や……」
 甘い刺激に眞妃の腰は揺れる。
 匡吾は堪えきれなくなったように眞妃のショーツを脱がす。蜜口を撫でたあと、徐々に中へと入ってくる太い指。中を探るように動かされ内壁を撫でられるとぞくりと身体が震え、腰が揺れる。
「ん……っ」
「気持ちいい?」
 眞妃は何も考えずにこくこくと頷いていた。
 この行為自体が久しぶりなこともあって、甘い快感に抗えない。
 匡吾の指は二本に増え、眞妃の中を探りながら刺激する。その間も親指では花芯を撫で、緩やかに与えられる刺激の多さにわけがわからなくなる。
「んっ、あ……もう……だめ」
 眞妃は涙声で訴えた。ギリギリのところで達することができないつらさに奥のほうが切なくてしょうがない。じっと懇願するように匡吾を見上げると、彼は太い首にある喉仏を上下させた。
「……もう無理」
 スラックスをくつろげた匡吾は、ふくらんだボクサーパンツから屹立を出し、いつの間に持っていたのかコンドームを付けている。その間も熱い視線は眞妃を射抜く。酔っているからか、彼らしくもなく制御が利かないらしい。
「ほ、ほんとにするの?」
 匡吾は何も言わずに頷いた。
 再び匡吾が覆いかぶさり、ギシリとベッドが軋む。足を広げられ、身体の中央に匡吾の熱がふれた。蜜口を屹立でこすられ、ぞくぞくと背筋が震える。本当に最後までしてしまっていいのかと悩んでいるうちにも匡吾が腰にぐっと力を入れる。
「あ、あ……」
 匡吾の熱が、じわりじわりと入ってきて、眞妃は背中をのけ反らせた。時間をかけて奥まで入ると、中が彼でいっぱいになる。そんな感覚は、数年振りだ。

作品詳細

関連記事一覧

テキストのコピーはできません。